パン・アートフラワーについて

 パン・アートフラワーは、約60年前、メキシコが発祥になります。 

 元々は、余った食用パン生地を素材に花を作りました。日本で同じように作ってみたのですが、日本は湿気が多く、カビが生えてしまい、素材としての粘土の開発から着手が始まりました。 現在では、多くの種類の粘土が開発されています。

 パン・アートフラワーは、油絵の具を粘土に練り込み、乾燥させ、その上で油絵の具を利用し、濃淡をつけながら表情を創造していきます。 制作の工程は同じですが、二度と同じものが作れないのが、作品としての大きな魅力になってくれます。